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 2012年に発売された狙撃要素のあるTPSのリマスター版。

 ゲーム内容はオリジナルのまま、日本版で配信されなかったDLCも含む全DLCを収録。新たにゲーム中の残したいシーンを撮れる写真モード(ゲーム内表記”写真モ”)を搭載。グラフィックもフルHD&4k対応&60fps化。(XboxOne版はanywhere対応)

 という訳で、XboxOne版をDL購入。
 MSストアのスクショが10枚全部同じ写真だとか、公式がアップしたオリジナルとの比較動画が大した違いじゃなかったり、Twitchでの公式プレイ配信が素人がプレイというヤル気の無さだったり、既にXboxOneで互換対応されてたりと、あまり良い要素もないまま期待せずに購入。

 メーカー的にウリにしていたグラフィック面ですが、そんなに良くなった感はありません。60fps化も元のモーションがモッサリしてるので、敵はキビキビ動くようになった気がしますが、プレイヤーキャラは相変わらず(特にしゃがみ歩き)だったりします。1500円とかでなら、このレベルでも良いかなとは思いますが、4000円近く出してコレはないかと。(オリジナルタイトルで4000円出せば、これより良いグラフィックのゲームたくさんあるし)


リマスター版
 

オリジナル版
 


 グラフィック以外の変更点。
 操作系が変更になり、銃構えがLTにスコープ射撃がLBに変更。これにより急に近距離に敵が現れても対応しやすくなった。(オリジナル版はLT半押しだった)この変更は良い点だと思います。

 ゲーム内容
 基本的に変更は無し。(収集アイテムの位置とか、全く一緒)特定位置やイベントを終わらせないと敵が表示されず、中・遠距離の策敵が無意味だったり。プレイヤーが有利なポジションにいる時は敵が表示されず、不利になると急に敵が表示されるというお馴染みのヤツ。敵の動きも右行って左行ってくるッと回って屈伸運動や棒立ちだったのがスコープ覗いた瞬間走りだしたりと相変わらず不自然だったり。キル・タリーモードでも敵が出て来なくなる、戦車や装甲車が音もなく突然配置される等々のお馴染みの仕様が、そのまま使用されています。そんな訳で、ゲーム内容はオリジナルのままだったりします。

 バグ(なのか新仕様)
 トラップに敵が引っかかっても敵が死なない。
 銃撃をマスクするための環境音が、突然鳴らなくなる。(何故かプレイヤーがステルスしまくってたり、やたら有利な時だけ)

 オンライン
 XboxOne版なのでしょうがないかもしれませんが、既に過疎ってます。(まぁそんなに有名なゲームじゃないし、期待もされてないし、リマスター版だし)

 写真モード
 同メーカーの”ストレンジブリゲード”から搭載された写真モード。ゲーム中にポーズして、そのシーンをスクショするというモード。なのですが、フレームアドバンスという早送り機能を搭載。普通は巻き戻しなのではという中、まさかの早送りです。この早送り中はプレイヤーは動けませんが、敵などは動けます。なので、戦闘中に写真モードに入り早送りすると弾を食らって、写真モードのままゲームオーバーになったりします。

 と、いう訳で
 元が2012年のゲーム、発売・開発メーカーがリベリオンというその辺十分わかってる人、またオリジナル版が好きだった人で、Xbox360版以外の他機種版ユーザーの人が現行機でプレイしたないならといった所でしょうか。


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ゲーム中の画面。
60fps化はされてますが、元のモーションがアレなせいかそんなにキビキビ動いてる感は得られません。
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スコープ画面もそのまんまで、何か見易くなったとか無し。
細かく見れば精彩になっているのかもしれませんが、ゲームプレイ中にそこまで気になるのかと言われれば……。
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新要素として使用キャラを変えられるようになりました。といっても、使えるのはゾンビアーミーのキャラなので、あんま新要素的な感じがしません。キャラごとの特性の違いもなく見た目だけだし。
面白設定を持っているのも「ブドウ園を営むのが夢」というマリーくらいだし。
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写真モード(ゲーム内表記 写真モ)の画面。
ポーズ後写真モを選ぶと、こんなUIがでてきて、エフェクトやフレームなどの加工が出来てスクショにできます。しかし――、
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この画像の様な状態で、フレームアドバンス(早送りすると)何の前触れもなくゲームオーバーになります。これなんか分かり易いですが、画面外から狙撃されても有効なんで、普通に誰もいない所で、風景撮ってたらゲームオーバーにという事も。